Mamoru Fujieda: クラヴィコードの植物文様
演奏:砂原悟(クrヴィコード)
植物の「生の軌跡」から生みだされた《植物文様》バッハの時代の鍵盤楽器、クラヴィコードによってフラジャイルな響きの綴れ織りに変容する。
http://www.milestone-art.com/htm/2007toukyo_natu.html
■藤枝守プロフィール
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D.)を取得。作曲を湯浅譲二やモートン・フェルドマンらに師事。ハリー・パーチやルー・ハリソンの影響により純正調によるあらたな音律の方向を模索。また、植物の電位変化データに基づく《植物文様》シリーズなどの作品がある。近年では、発酵音響や織機の振動にもとづく舞台作品を発表。2018年には、台湾大学のアート・レジデント・プロジェクトにより「台湾茶の植物文様」を発表。また、「植物文様」のアルバムとしては、砂原悟による「クラヴィコードの植物文様」、西山まりえによる「ゴシックハープの植物文様」、「ルネサンスの植物文様」、サラ・ケイヒルによる「Patterns of Plants」など数多くがリリースされている。
■砂原悟 (ミニピアノ) 写真
東京藝術大学付属高校を経て、1983年同大学卒業。同大学院在学中の1985年ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得て渡独。1987年ミュンヘン音楽大学マイスタークラッセを修了して帰国。現在、京都市立芸術大学教授。宮島敏、中山靖子、クラウス・シルデ、小林仁の各氏に師事。2005年からクラヴィコードでの演奏も開始。この頃より藤枝守の作品発表に関わり、自由学園明日館、NTTコミュニケーションセンター、金沢21世紀美術館などで演奏。2019年自由学園明日館ラウンジホールにてミニピアノ・コンサート。2022年富山市八尾町杉風荘にて植物文様「第31集:八尾の椿」をミニピアノで新作初演。。2008年CD「クラヴィコードの植物文様」(藤枝守作曲)マイルストーンアートワークス・レーベルよりリリース。
http://www.milestone-art.com/htm/2007toukyo_natu.html